過去の日記

国際理解 『一人ひとりができること』 (12/15)

 寒波が居座り続けていたここ数日でしたが、本日は寒さも緩み、穏やかな日差しに恵まれました。昨日まで行われた個人懇談では、寒い中、お忙しいところご来校いただき誠にありがとうございました。
 さて、本日3時間目、6年生では特別な授業がありました。「認定NPO法人アイキャン」というところから講師さんをお迎えし、難民問題や自分たちにできることなどについて、大変分かりやすく教えていただきました。お話の舞台は、イエメン、ジブチ。さあ、世界地図でどのあたりかが思い浮かびますでしょうか?(筆者の専門は社会科!?  なのに正確に掴んでいませんでした…)紛争状態が続いているイエメンでは国内避難民だけでも200~300万人もいるとか。さらに海を渡りジブチに逃げ、難民キャンプで暮らす人たちも。
 そのキャンプで生活しているある若者の声「紛争では、失うものしかありません。平和ほど尊いものはないことを、世界の人々に伝えたいです」。
 子どもたちは真剣な眼差しで聞いていました。きっと胸に刻まれたものがあったと思います。





* ICAN=できること ステキなフレーズですね。ちなみに、今年のノーベル平和賞受賞団体とは違います。
* シリア難民の話は大きく報道されているのに、なぜこのイエメンは報道されていないのか疑問に感じました。
* 話の内容もさることながら、講師さんの志なるものが強く感じられ、正直、これぞ「キャリア教育」だと思いました。感謝。

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