雪が降らぬまま、1月も終わります。
読みきかせは、節分なのに・・・。
今朝も、楽しい読み聞かせの時間を
過ごすことができました。
ありがとうございます。
このライオンの本は、装丁そのものが、特大版です。
12月5日以来の 私の読書 の紹介です。
直木賞・本屋大賞の候補に名を連ねる
深緑野分(ふかみどり のわき)さんの作品。
ベストセラー「ベルリンは晴れているか」の著者です。
著者、初の長編小説の文庫化です。
528ページに及ぶ第二次大戦のヨーロッパ戦線に従軍するティモシー・コール五等特技兵の
日常を詳細な描写と生き生きとした表現で書いています。
1944年6月6日のノルマンディ降下作戦にはじまり、
連合軍のオランダのマーケット・ガーデン作戦、
クリスマスのアルデンヌの森(ベルギー)の消耗戦、
史実の中に、見事に登場人物を溶け込ませています。
読後 ジーンとした気持ちが、胸というより おなかに残るものがありました。
お薦めです。
また、次の映画を見ていると、一層楽しめると思います。
◎史上最大の作戦
◎プライベートライアン
◎遠すぎた橋
◎バンド・オブ・ブラザーズ
※追記
司書の先生から教えてもらいました。
著者の深緑野分さんは、女性作家です。
内容と文章・文体を思うと 驚きです!