3月13日は総練習。卒業式本番のように進行していきます。
卒業生入場。仮の卒業証書で証書授与。そして、総練習用の式辞を読み上げました。
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3月19日、予報では、天気は晴れ。
その良き日に巣立とうとする34名の6年生のみなさん、
卒業に向けて、気持ちは整ってきましたか?
「卒業式」とは、正式には「卒業証書授与式」といいます。
「卒業証書授与」つまり、証書をもらう式典が、本校では「卒業式」という行事になります。
その式典で、私には、校長として大切な務めがあります。
「校長は、小学校の全課程を修了したと認めた者には、卒業証書を授与しなければならない」と法で定められています。
私は証書を渡す大きな使命があり、みなさんにとっても卒業式で一番大事なのは「卒業証書をもらうこと」となります。
「証書授与」では、担任の先生は、君たち一人一人の名前を、心を込めて、気持ちを込めて、呼びます。
担任の思いを君たちは受け止めて、返事をします。
返事の声は、そのまま君たちの気持ちとして担任に届きます。ぜひ、感動の返事が届くことを期待しています。
さて、卒業式。
証書授与以外は、大事にしないわけではありません。
式として、国旗を掲揚し、国歌を歌い、校歌を歌います。
それに加え、本校の卒業式は、旅立ちの詞まで、「感動を体験する授業」として行います。
卒業式は北小学校の全先生と6年生との最後の授業。
そして保護者には、その姿をみてもらう最後の「授業参観」です。
最後の授業。
終わりのチャイムは、伝統である北小学校「希望の鐘」です。
以前紹介しましたが、この北小学校には、今から30年以上前に創られた「希望の鐘の塔」があります。
昭和三十三年の卒業生が、平成2年に、昔はチャイムの代わりに使っていた鐘を使って、塔を建て、学校へ寄贈してくれました。
それから今まで、多くの卒業生が鐘を鳴らして卒業していきました。
みなさんにとって、小学校最後のチャイムは、『希望の鐘の音』となります。
自分で、自分のためにチャイムを鳴らし、この北小学校に別れをつげてください。
三月十九日が君たちの旅立ちの日。
卒業式まであと六日となりました。
6年生全員に、この手で卒業証書を渡し、「おめでとう」を贈ることができるのを楽しみにしています。
令和三年三月十三日 津島市立北小学校長 後 藤 環
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「旅立ちの詞」は日に日に上手になっていく6年生。
いよいよ卒業式。
校長室では、卒業式を来週に控え、卒業証書を渡す準備ができました。
校内は6年生へのメッセージがいっぱいです。