6年生の理科では、集気びんの中でろうそくを燃やした後の空気は酸素が21%から17%に減り、二酸化炭素が0.03%から3%に増えていることを実験で調べました。しかし、実験のまとめをしているときに、ろうそくを燃やした後の各気体の割合を合わせると、1%足りないことに気がつきました。この1%は何なのか、班で考えました。「小数点以下の誤差の合計」「水素などの割合の少ない気体の変化」などの考えが出ました。みなさん、とてもよく考えました。空気中の水素と酸素がむすびついて水になったことを知ったときには、実験中に集気びんが水蒸気でくもったことを思い出した子もいました。見えない学習の最後の疑問の答えが実は実験中に見えていたのですね。