「今朝、出会った人に明るい笑顔で、元気な声で挨拶できましたか?」
10月15日、始業式では、いまひとつ元気がない北っ子たちでした。
「今日から気持ちを新たに、新しい目標に向かってがんばっていきましょう。」
始業式での話です・・・
「後期もいろいろ行事があります。
先週のクリーン大作戦で、運動場はきれいになりました。
北っ子全員で草取り、そして、刈った草集めをしました。
地域の人も手伝ってくれました。
来週の運動会。
楽しみにしている運動会の成功は、君たち、北っ子たちの手にかかってていますよ。
児童会が決めた今年の運動会のテーマに『みんなが主役』とあります。
主役が輝くためには、誰かが脇役になることも時には必要です。
みんなが交代で主役になれるよう、自分たちの手で運動会を創り上げて、みんなが輝きましょう!」
「11月には音楽会をします。
第1部は芸術鑑賞会でもあります。今年は、打楽器奏者の『沙音理』さんによる演奏会を企画しました。
マリンバでクラシックの名曲を演奏してもらいます。
そして、北っ子の皆さんにも打楽器を手にとって、みんなで一緒に演奏もします。
第2部は歌声集会です。
毎朝歌っている曲を、発表します。
歌声集会は校歌を全校で歌って始めます。
そして、1・2年生一緒に。次に3・4年生一緒に。最後は5・6年生一緒に。
しめくくりは、毎朝流れる『お陽さまになって』を全校で歌います。」
こんな話もしました。・・・
「気が合うの『気』、息が合うの『息』は、同じだよ。
気が合うのは、「息がぴったり合う」こと。
仲間同士、気が合わないと、運動会の競技や、歌を歌うっていったことは、うまくいきません。
息が合えば、気持ちが合う。気持ちが合えば、チームはまとまり、力を発揮します。」
言葉で言うよりも…北っ子たちと息を合わせる体験をしてみました。
実際、オーケストラの指揮者のように指揮棒をもち、指揮に合わせて、北っ子全員に手を叩いてもらいました。
息を合わせることは、呼吸を合わせること。
はじめてなので、指揮棒の動きを確認しました。
「両手を出して準備をしてください!」
「息を合わせるとき、『せーの』っていいますよね」
「これは指揮でいうと手をあげる動作。」
「指揮棒を下に降ろした瞬間に、音を出します」
「せーの!」「パン・・・」はじめは、バラバラになってしまいました。
「棒に注目!」「集中して!」2回目、3回目・・・
指揮棒の動き、振り方に合わせて、「パン!!」さすが、北っ子。見事、音がそろってきます。
さらに、いろいろな指揮の動作に合わせて、叩いてみました。
音の強さも変えて叩けるようになりました。指揮棒が止まると、音も止まります。
「これが息が合うってことですよ!」
これから待っている運動会、音楽会。
『息を合わせて、気持ちを合わせて』北っ子たちが、みんな仲良く、一生懸命な姿が見られることを楽しみにしていたいと思います。
みんな!がんばっていこう!!